リファレンス機器

Edge industrial designで、音質を決定する際に使用している機器を紹介します。

音質確認時は、イコライザー設定はOFF(フラット)です。


ヘッドホン

SENNHEISER HD650

インピーダンス:300Ω

音圧レベル(能率):103dB (1Vrms)※取説記載値

換算すると 97.77dB / mWになります。

 

Edge industrial designの音質テスト用基準ヘッドホン。

 

ポータブルプレーヤー直での音質は、

  • 低中高音の再生バランス:優秀。
  • 分解能は並、レスポンスは少し遅い。
  • 超の付く音域:印象無し。

M-01で再生した音質は、

  • 滲みの無い芯の通った中音域。
  • 低音が付帯され、厚みの増したボーカル。
  • 低音:ハイスピード、高分解能、超低音域の再現性良好。
  • 高音:刺激無く滑らかでありながら十分な量感。
  • 音場が広く、分解能も高いためライブ録音との相性抜群。
  • 抑揚のない平坦で単調な録音と思っていた曲が、繊細な録音だった事に気付く(成否は楽曲による)。
  • 大音量でも疲れず、小音量でも満足感有り。

一言でまとめると、低中高全て前に出て来る音にM-01をチューニングしています。

 

 前に出て来る音はクラシックに向かないイメージがありますが、逆に会場の臨場感、低音楽器の量感、ソロ演奏の明瞭感が良く伝わる事で楽しく聴けますので、むしろ得意分野と言えます。

クラシックを聴かなかった人も、クラシックに対する印象が大分変わると思います。

 

ETYMOTIC ER4SR

インピーダンス:45Ω

音圧レベル(能率):98dBSPL at 0.1V ※元箱記載値

換算すると 104.53dB / mWになります。

 

 100Hz-10kHzの能率左右差を±1dBで管理しており、製品にドライバーシリアルNO.毎のテストデータが添付されます。

シリアルNO.が左右連番でない事より、特性の揃ったドライバーを選別している事が考えられます。

 

M-01で再生した音質は、

  • HD650と交換した直後は低音不足に感じるが、曲を聴いていれば慣れるレベル。
  • ボーカル域:雑味が無く再現性が非常に高い。
  • 項目別に分解して点数付けをすると、それぞれの点数は低いのですが、実際に使用すると非常に良い音です。

AKG K702

インピーダンス:62Ω

音圧レベル(能率):105dBspl/V ※元箱記載値

V = 1Vrmsとして換算すると 92.92dB/mWになります。

 

M-01で再生した音質は、HD650と比較すると僅かに薄味ですが、音場は広く感じます。

 

SONY MDR-CD900ST

インピーダンス:63Ω

音圧レベル(能率):106dB/mW

 

非常にメリハリの効いた音。M-01は、このヘッドホンで音が硬過ぎにならない様にチューニングしています。

 



電源

オーディオデザイン DCA-12V

 出力電流12V1Aモデルです。

 

Edge industrial designの音質テスト用基準電源。

 

M-01で使用した時の音質(安定化電源との比較)

  • 低音:ハイスピード化と量感の両立。
  • 中音:音の出だし部の抵抗感が小さくなめらか(多分微小音が聴こえる様になるため)。
  • 高音:キメ細かく豊かな量感

と、音質が1グレードアップします。

 


ケーブル

 音声ケーブルは、M-01付属ケーブル(CANARE MS-202 1m)でテストしています。

 

 電源系のケーブルは、AC、DC共、DCA-12V付属品を使用しています。 


プレーヤー

SONY WALKMAN NW-A106

Apple iPod touch A1574(第6世代)

 AWA等の音楽配信サービスでの確認用に使用しています。

 

CREATIVE Sound Blaster Digital Music Premium HD r2

Raspberry Pi 3 + PCM5122搭載I2S DAC

 CDからリッピングした音源、ハイレゾ音源の確認用に使用しています。

 

I-O DATA RECBOX HVL-DR2.0

 NASとして、音源を保管しています。

 


 CDプレーヤー等、他にも確認している機器は有りますが、毎回確認しているものではありませんので記載は省略させていただきます。



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