M-01には電源入力端子が2か所あります。なぜ2か所設定したのか、使い分けと理由を説明します。
DC5V専用の入力端子(ブロック図①)。
DC5V入力後、M-01内蔵DC-DCコンバーター(④)で約11Vに昇圧します。▶詳細
DC-DCコンバーター(④)の前後にはノイズフィルター(③と⑥)を設置しています。
電源は、付属品のACアダプター、スマホ充電用のACアダプター、モバイルバッテリー、PCのUSB端子等、出力電圧5Vの電源装置が使えます。
ご使用時は電源側の定格出力に注意してください。例えば16Ωのヘッドホンで使用すると、M-01の最大消費電流は660~670mAになりますので、電源装置の定格出力電流はそれ以上必要になります。
DC12V専用のDC-Direct入力端子(ブロック図⑦)。
ブロック図の⑤は、電源入力端子① or ⑦の切替スイッチで、スイッチを⑦側にセットすると、DC12V電源は⑥を介してアンプ部に接続されます。
DC5V:スマホの充電用のACアダプターと兼用可。
旅行等で長時間の外出する時、M-01専用にACアダプターを持ち歩く必要が無く取り回しが楽なため標準電源にしています。
明るい音質にチューニングしています。
DC12V:アンプの電源に混入したノイズはそのまま増幅されてしまうため、更なる高音質化のためには良い電源装置が必須です。
M-01の5V電源用DC-DCコンバーターは十分低ノイズですが、高品質な外付けの電源装置には敵いません。
更なる高音質の為の電源入力端子です。
DC5V端子にDC12Vを入力
使用部品の定格電圧以下なので壊れませんが非推奨です。5V電源で使用してください。
DC12V端子にDC5Vを入力
出力や歪率等の性能は下がりますが、音質上好みであればそのまま使っていただいて大丈夫です。