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オーディオケーブル カナレ MS-202

M-01付属品(100cm)及び、全長違い(70cm、50cm、15cm)です。

 

線材:カナレ MS-202

プラグ:金属ボディー品

はんだ:ケスター44

シールト処理:上流 / 下流対称

音質傾向:クセ無し、ボーカルが滑らか

 

 使用するケーブルで音質は変わります。

MS-202の音質はクセが無いため極的に音の傾向を変えたい人には向いていないかも知れませんが、試聴インプレがネット上で多く配信されているため、比較用としてお持ちになる事をお勧めします。

 

シールド処理は上流 / 下流 対称構造ですが、捺印文字方向上流側に透明、下流側に黒のプロテクションチューブを使用していますので、ケーブルの向きを捺印方向で管理し接続する場合に判別し易い様に配慮しています。

※MS-202は捺印の間隔が広いため、全長の短いモデルは捺印が無いものがほとんどですが向きを管理しながら製造しております。

 

※金属ボディーのプラグを使用しているため、帯電した手でプラグを触るとガサガサと音が聴こえる場合があります。放電すれば音は消えます。

 


シールド処理の対称構造とは

 信号線の外周が金属で覆われているケーブルをシールド線と呼び、この金属部をシールドと呼びます。

このシールドの端末を信号上流側と下流側でどうするかでノイズの入り方が変わります。

但し普通に音楽を楽しむ分には気にする必要はありませんが、敢えて説明します。

 

 シールド端末処理の種類

  1. シールドそのものをGND(マイナス)に使用する。
  2. シールド両端をGND用の信号線と接続する。
  3. シールドを上流側のGND用の信号線と接続する。
  4. シールドを下流側のGND用の信号線と接続する。
  5. シールドは解放したまま接続しない。

使い分け

  • 信号線の電圧変動をノイズとして外部に放射させない(大電力モーターの起動時等)⇒ 1,2
  • 外来ノイズを信号線に伝えたくない時 ⇒ 3,4(3,4はノイズ測定し決める)
  • シールド効果が欲しくない時 ⇒ 5

数百ボルトの電圧を数十アンペアでオンオフさせながら使用する時は配慮が必要だと思います。

ちなみにMS-202は信号線2本とシールド(+ドレン線)で構成しているので、ステレオ用として使用する時は 1.になります。


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